エピオスエコシステムの紹介



EPIOSに含まれる次亜塩素酸（ＨＣＬＯ）は、顆粒球（好中球）の持つ殺菌能力の本質です、つまり生体免疫由来の殺菌成分なので安全です。


人間の体内で免疫担当細胞として働く白血球が、侵入してきた微生物（非自己）に対し、殺菌する過程で産生する次亜塩素酸の殺菌力と安全性を活用しています。


次亜塩素酸（ＨＣＬＯ）と市販の次亜塩素酸（ネオクリーナー、ミルトンなど）との違いについて。

　　1　.ＨＣＬＯは皮膚粘膜に対し為害性が無いのに対し、市販の次亜塩素酸は為害性が大きい。

　　2.　殺ウィルス、殺菌効果についてＨＣＬＯは市販の次亜塩素酸に対して10倍〜100倍の効果がある。


たとえば・・・

Ｂ型肝炎ウィルス　　：　市販の次亜塩素酸1000ｐｐｍ〜2000ｐｐｍにて20分〜1時間　　に対して　　ＨＣＬＯ10ｐｐｍで30秒で死滅

細菌芽胞（枯草菌）　：　市販の次亜塩素酸100ｐｐｍで99.5％　5分間で死滅　　　に対して　　 ＨＣＬＯ10ｐｐｍで100％10分間で死滅


などです。


もう少し詳しく書くと


電解中性殺菌水の殺菌力試験結果（発育の有無）　ｐＨ6.5

試験菌 残留塩素濃度
（ｐｐｍ）		 発育の有無
接触前 10秒後 15秒後 30秒後 50秒後
Staphylococcus aureus
スタフィロコッカス　アウレウス　（黄色ブドウ球菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Micrococcus flavus
ミクロコッカス　フラバス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Micrococcus　luteus ATCC 9341
ミクロコッカス　ルテウス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Bacillusu subtils ATCC 6633
バシラス　サチラス　（枯草菌）		 10
20		 +
+		 +
+		 +
+		 +
+		 +
+
Clostridium perfringens
クロストリジウム　パーフリンジェンス　（ウェルシュ菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Enterococcus faecalis CN-478
エンテロコッカス　フェカーリス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Escherichia coli NIHJ JC-2
エシェリキア　コリ　（大腸菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Shigella sonnei
シゲラ　ソンネイ　（赤痢菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Salmonella enteritidis
サルモネラ　エンテリチジス　（サルモネラ）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Pseudomonas aeteritidis
シュードモナス　アエルキノーザ　（緑膿菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Pseudomonas fluorescens IFO 3459
シュードモナス　フルオレッセンス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Enterobacter cloacae TL-14
エンテロバクター　クロアカエ　（大腸菌群）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Citrobacter freundii TL-12
サイトロバクター　フロインディ　（大腸菌群）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Serratia marcescens OU-29
セライシア　マルセッセンス　（セラチア）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Listeria monocytogenes ML-2
リステリア　モノサイトゲネス　（リステリア菌）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Campyrobacter jejuni KK 1020
カンピロバクター　ジェジュニ　（カンピロバクター）		 10
20		 液体培地には増殖せず
液体培地には増殖せず
Achromobacter liquidum
アクロモバクター　リクイダム		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Yersinia enterocolitica
エルシニア　エンテロコリチカ　（エルシニア）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Viibrio parahaemolyticus ATCC 17802
ビブリオ　パラヘモリティカス　（腸炎ビブリオ）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Lactobacillus acidophillus IAM1403
ラクトバシラス　アシドフィリス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Lactobacillus brevis
ラクトバシラス　ブレビス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Leuconostoc messenteroides
リューコノストック　メセンテロイデス		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Sacchromycess cerevisiae
サッカロミセス　セルビシー　（パン酵母）		 10
20		 +
+		 -
-		 -
-		 -
-		 -
-
Candida albicans C-6
キャンジダ　アルビカンス　（カンジダ）		 10
20		 +
+		 +
+		 +
-		 +
-		 -
-
Hansenula anomola
ハンセヌーラ　アノモーラ　（ハンセヌラ）		 10
20		 +
+		 +
-		 -
-		 -
-		 -
-
Penicillium citrinum
ペニシリウム　シトリナム　（青カビ）		 10
20		 +
+		 +
+		 +
+		 +
+		 +
+






上記の表で60秒後には死滅しない細菌でも時間をかければ死滅します。

試験菌 残留塩素濃度
（ｐｐｍ）		 発育の有無
2.5分後 5分後 10分後 15分後 30分後
Bacillusu subtils ATCC 6633
バシラス　サチラス　（枯草菌）		 10
20		 +
+		 +
+		 +
-		 -
-		 -
-
Penicillium citrinum
ペニシリウム　シトリナム　（青カビ）		 10
20		 +
+		 +
-		 -
-		 -
-		 -
-




またウイルスに対しても効果が認められます。


電解中性殺菌水の抗ウイルス効果試験

試験ウイルス 核酸 ウイルス増殖の有無
接触前 30秒後 1分後 3分後 5分後 10分後
テングウイルス
（Ｃ型肝炎類似ウイルス）		 RNA + - - - - -
センダイウイルス
（気管支炎ウイルス）		 RNA + - - - - -
コクサッキーウイルス
（Ａ型肝炎類似ウイルス）		 RNA + - - - - -
単純ヘルペスウイルス
（Ｂ型肝炎類似ウイルス		 DNA + - - - - -



神戸大学微生物学教室

大阪大学微生物病研究所細菌血清学部門

株式会社　マルコ検査センター

日本食品分析センター　　　より




中性殺菌水採用前後の細菌数推移　（20施設調査）

EPIOS導入前 EPIOS導入後
採
取
時
期		 歯科医院 pH値 一般細菌
（個/mg）		 水質基準 残留塩素濃度
（ppm）		 pH値 一般細菌
（個/mg）		 水質基準 残留塩素濃度
（ppm）
診
療
直
後		 A 6.8 500 不適合 0.1以下 6.6 0 適合 8
B 7.1 0 適合 0.1以下 6.7 0 適合 5
C 7.5 0 適合 0.1以下 6.8 0 適合 4
D 6.9 0 適合 0.1以下 5.8 0 適合 10
E 6.8 0 適合 0.1以下 6.5 0 適合 6
診
療
翌
日
の
採
取		 F 7.1 410 不適合 0.1以下 6.7 0 適合 6
G 7.1 0 適合 0.1以下 6.3 0 適合 6
H 7.4 1000以上 不適合 0.1以下 7.0 0 適合 4
I 6.6 1000以上 不適合 0.1以下 6.3 0 適合 3
J 6.8 0 適合 0.1以下 5.8 0 適合 5
K 7.3 1000以上 不適合 0.1以下 6.8 0 適合 5
L 6.6 450 不適合 0.1以下 6.7 0 適合 2
M 6.5 0 適合 0.1以下 6.0 0 適合 8
N 6.7 10 適合 0.1以下 6.5 0 適合 10
O 7.0 0 適合 0.1以下 6.4 0 適合 2
P 6.9 1000以上 不適合 0.1以下 6.3 0 適合 10
Q 7.1 1000以上 不適合 0.1以下 6.8 0 適合 8
R 7.4 1000以上 不適合 0.1以下 6.4 0 適合 10
S 6.9 1000以上 不適合 0.1以下 6.4 0 適合 5
T 6.9 1000以上 不適合 0.1以下 6.5 0 適合 5







次亜塩素酸水の安全性と安定性

次亜塩素酸水の安全性　：　強い殺菌力を有しながら、安全性の高い製品　次亜塩素酸水は食品添加物としても認可されている。

毒性試験　：　（財）日本食品センター眼刺激試験（ウサギ）で「無刺激物」の範疇にあるものと評価された。
　　　　　　　　　　急性経口毒性試験（雌ラット）20ml/kgの投与で異常、死亡例はなくLD50は20ml/kg以上と評価された。
　　　　　　　　　　皮膚一次刺激試験（ウサギ）は「無刺激物」の範疇にあるものと評価された。

保存性　：　遮光容器で密閉して保存する場合、室温で約1ヶ月は十分な殺菌力（80%）をキープした状態にあります。

薬品名 製品名 一般細菌 MRSA 感受性菌 耐性菌 結核菌 真菌 芽胞 AIDSウイルス B型肝炎ウイルス
EPIOS ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
グルタードアルデハイド ステリハイド ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
ホルマリン - ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ ○
次亜塩素酸ナトリウム ミルトン ○ ○ ○ ○ △ ○ △ ○ ×
消毒用エタノール - ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ×
ウエルパス ウエルパス ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ×
イソプロパノール - ○ ○ ○ ○ ○ ○ × ○ ×
ポピドンヨード イソジン ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ ×
希ヨードチンキ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ○ ×
フェノール - ○ ○ ○ ○ ○ ○ × × ×
クレゾール石鹸液 - ○ ○ ○ ○ ○ △ × × ×
塩化ベンザルコニウム オスバン ○ △ ○ × × △ × × ×
塩化ベンザトニウム ハイアミン ○ △ ○ × × △ × × ×
クロルヘキシジン ヒビテン ○ △ ○ × × △ × × ×
両性界面活性剤 テゴー51 ○ △ ○ × △ △ × × ×