インプラントのお話
インプラント(人工歯根)という言葉はもう珍しいものではなくなってきました。
『インプラント治療』は、歯の抜けた場所に人工の歯根(しこん)を埋め込んで、顎(あご)の骨に固定した後、人工の歯を上から装着する治療方法です。
そのメリットとデメリットを記したいと思います。
メリット
デメリット
また、正しく埋め込まれても歯軋りなどの習慣により長持ちしない場合もあります。
インプラントは基本的には下図のような構造をしています。最初インプラントを埋め込み、後に上部構造である歯の部分をつけるのです。
インプラントにもいろいろな種類があり、それぞれ一長一短があります。基本的にはワンピースのものとツーピースのものがありますが、当院では
1. 構造がシンプル(破損しにくい)
2. 術式が簡単(手術での患者さんへの負担が少ない)
3. 短期間で骨との強固な結合を達成する
4. 費用が比較的安くすむ
などの優れた性能を持つADVANCE社のAQB(エーキュービー)インプラントを採用しています。
おもにワンピースなのですが、ワンピースのTタイプ、ツーピースのものもあります。これでなくてはできないという場合に使いますが、ほとんどの場合はワンピースですみます。
自分の歯に限りなく近い人工の歯
AQBインプラントは、からだに害のない純チタン材に、ハイドロキシアパタイトという骨の成分の一つで
骨と直接結合する材料を、再結晶化してコーティングしてあります。
インプラントにはさまざまな種類のものがありますが、AQBインプラントは、基本的に手術が1回で済み
(設計によっては2回かかるものもあります)、
噛めるまでに約2ヶ月と、健康な歯に回復するまでの期間がとても早いことも特徴です。
特長
歯の抜けた状態 | AQBインプラントを 埋め込んだ状態 |
人工の歯をかぶせた状態 |